マインドセット(心構え)

世間を見て判断を間違わないためには?世の中を生き抜くために!

世間を見て判断を間違わないためには?世の中を生き抜くために!

世間(せけん)や世の中を見て、判断するのって、意外と難しいですよね。

今の世界をちゃんと見れたら、この世の中も少しでも生き抜きやすくなりそうですが、なかなか判断が難しいのが現実。

そこで、人見知りをこじらせた結果、人見知りを克服しようと、月間数十冊も本を読む読書家の僕が思う『世の中を生き抜くために大切なこと』を紹介していきます。

結構、身もふたもない、ある一つの世間の見方を紹介しますので、よければ参考にしてみてくださいね。

この記事で紹介した内容を知っているかどうかで、世界の見え方も変わって見えると思いますよ。

世の中を見て判断を間違えないためにはどうする?

早速ですが、僕が世間を見ているときに大切にしている心構え(マインドセット)を紹介します。

それは、

みんなが正しい判断をするとは限らない。でも自分もそんな『みんな』の一部だよ。

というマインドセット(心構え)です。

(昔からそうですが、)今のような変化が速い時代の場合、特に、みんな(民衆や大衆)の判断って間違ってしまうことが多いんです。

フランスの心理学者のルボンさんという方が書かれた群集心理の本を読むとわかります。

このルボンさんの本は読んでも読まなくてもどっちでもいいのですが、この本には群衆は

  • 同一の方向を向きやすい
  • 時に野蛮(やばん)な行動をとってしまう

ということが書かれています。

大衆

つまり、みんながいっせいに動いたとしても、その方向性が正しいとは限らないということです。

周りの人が「そうだ。そうだ。」と言っていても、それがいい方向だとは限らない、ということ。

タッツン
タッツン
もちろん群衆(みんな)の動きを見ることも大事なんですが、そんな群衆(みんな)をただ何となく見ているだけでは、どうしても影響を受けて、つられて行動してしまうんですよね~。

なので、『みんなが正しい判断をするとは限らない。』と自覚して、みんな(民衆)を見ていくことで、少しでも冷静に世間を見やすくなるんです。

『みんなが正しい判断をするとは限らない。』の例をあげると…

例えば、各国の政府なんかを見てみると、『みんなが正しい判断をするとは限らない。』ってよくわかりますよね。

各国の政府って、その国の国民から選ばれた代表です。

大臣や議員さんになるくらいだから、それなりに人を巻き込む力があったり、実務能力が高かったりするはずです。

いわゆる優秀な人たちが集まっているので、正しい判断をしてくれそうですが、そうとは限らなかったりしますよね。

いろんな人々(民衆)の声を聞きすぎてしまって、適切なリーダーシップを発揮(はっき)できなかったりするケースをニュースなどでよく見ているのではないでしょうか。

ニュース

まあ、政府となると大きすぎるかもしれませんが、もっと身近なレベルでも正しい判断をするとは限らないことも経験していると思います。

例えば、わりあい最近でも明確な理由がなく「トイレットペーパーが品切れになる」なんてうわさが流れて、実際にトイレットペーパーが品切れになることもありました。

それが根拠(こんきょ)のないデマで、すぐに品薄が解消されましたよね~。

周りが不安になっていると、自分にも…

こんな感じで周りの人が不安になっていると、自分にもそんな不安から影響を受けて、冷静に判断できにくくなってしまうんですよね。

人間という生き物は、太古の昔より群れで生きてきた生き物。

そんな群れで生きてきたので、周りの目を気にするのは本能レベルで人間に刻みこまれているので仕方がない部分もあるでしょう。

群れ太古の昔

でも、今の日本は太古の昔と違って、群れ過ぎなくても、個々の家族や個人で暮らせるようなインフラ(例えば、コンビニや宅配サービス、インターネットなど)が整っている時代。

タッツン
タッツン
そんな便利な時代なのに、周りの人の影響を受けすぎてしまうのも困ったものがありますよね。

特に大きな出来事がおきたりしたら、「大丈夫かなあ?」と不安になって、根拠のない情報を信じてしまったりするんです。

例えば、

  • 災害
  • 大きな企業が倒産した
  • ○○国と○○国が対立
  • 不景気
  • 新型の感染症が流行った
  • 国の財政問題

などなど、不安をあおられる要素が世の中には結構、あります。

不安をあおる人たちも…

残念なことではあるんですが、不安をあおることで商売になっていたりも…。

タッツン
タッツン
もちろん不安をあおる人たちも、生きていくのに必死だから仕方がない部分もあるとは思いますが、正直、納得はしにくいですよね~。

ただ、不安をあおる人たちがいることも事実ですし、あおられた結果、不安になっている人々がいることも事実。

そんな不安になった人々を個人レベルでコントロールするのは、ほぼ不可能です。

 

民衆不安

相手が一人でも説得するのが難しいのに、集団で不安を言ってくるのだから、コントーロールはほぼ無理。

そこで大事になってくるのが…

そこで大事になってくるのが、

みんなが正しい判断をするとは限らない。でも自分もそんな『みんな』の一部だよ。

という心構え(考え方)です。

タッツン
タッツン
みんなが間違った判断をすることも多くあるし、そんな『みんな』の中に自分も含まれていることを忘れちゃだめだよ。ということ。

「何でも疑え」というわけではないのですが、『みんなが正しい判断をするとは限らない。』と思っていることで、周りの人やテレビの中で言っているけど、「これって本当かな?」と一歩立ち止まって考えやすくなるんです。

考える

『でも自分もそんな「みんな」の一部だよ。』も付け加わっていることで…

そして、このマインドセット(心構え)で大切なのは、『みんなが正しい判断をするとは限らない。』だけでなく、『でも自分もそんな「みんな」の一部だよ。』ということも付け加わっていること。

『自分もそんな「みんな」の一部だよ。』といふうに考えることで、より謙虚に冷静に判断しやすくなります。

実際、自分がよっぽどの聖人クラスの心構えを持っていない限り(例えば、ブッダ、キリストや孔子クラスの歴史に残る聖人)、どうしても自分の中に『みんな=大衆性』が入ってきてしまうですよね。

例えば

  • ワイドショーやニュースを見て、なにかモヤモヤした気持ちになる
  • 商品が品薄だったりすると、根拠がなくても、あせった気持ちになる
  • 周りの人が不安に思っていると、自分のなんだかわからないけどネガティブな気分になる

なんてことがあったりします。

モヤモヤ
タッツン
タッツン
だからこそ、謙虚に『自分もそんな「みんな」の一部であることを忘れちゃダメ。』と言い聞かせている感じです。

自分に言い聞かせることで、影響を受けている自分に気付いて、少しでも冷静にいられるようにする感じ。

世間を見て判断するためには、『冷静に周りをみようとすること』ってすごい大事だからです。

冷静に周りを見る

こんな感じで、

みんなが正しい判断をするとは限らない。でも自分もそんな『みんな』の一部だよ。

というマインドセット(心構え)を持つことで、世の中の見え方が少しは変わってくるはずですよ~。

まとめ:世間を見て判断を間違わないためには

世間や世の中を見て、判断を間違いにくくするためのの心構え、

みんなが正しい判断をするとは限らない。でも自分もそんな『みんな』の一部だよ。

を紹介しました。

わりあい、身もふたもない心構えだったとは思いますが、民衆って結構、間違った判断をすることも多いです。

なので、世の中を生き抜くためには、冷静さも必要なので、今回のマインドセットを紹介しました。

この記事を読んで、少しでも世間の見え方が変わればうれしいです。

この記事を読んでいただき、ありがとうございました。