今の時代って、変化も激しい時代ですし、なにかと混沌・混乱していたりしますよね。
- 不景気
- 災害
- 新型の病気が現れた
などなど、世界規模で何かが起きて、それらが僕ら個人の生活に影響を与えることも結構あります。
人見知りをこじらせた結果、少しで生きやすくなるように、月に数十冊も本を読む僕が実践したうえで、「混沌とした時代の、時流に乗る・読むためには大切だな」とたどりついた、ある1つのマインドセット(気持ちの持ち方)です。
たった1つのマインドセットを知るだけで、これからの時代を生きていくうえで参考になる部分も多くあると思うので、読んでみてくださいね。
混乱した時代を生きぬくためのマインドセット
早速、時流に乗る・読むために大切にしているマインドセットを紹介します。
それは、
自分の生活は自分『だけ』ではない。
というマインドセットです。
聞いてみたら、「なーんだ、こんなこと、当たり前やん!」と思われたかもしれません。
でも、意外と多くの人にとって、盲点(多くの人が見落としがちな点)になっていることが多いんです。
なんというか、多くの人は
- 「自分ががんばればどうにかなる」
- 「自分の思いや気持ちはすばらしいから、周りの人もわかってくれるはず」
みたいに思っていたりします。
たしかに、自分自身ががんばることも大事なことですし、自分の志(こころざし)や理念を持って動いていくことも、大切なことです。
でも、ちょっと考えてほしいのですが、自分の生活って、自分『だけ』ででしょうか?
自分の生活って、自分『だけ』でなく、周りの状況や環境も含めて、自分の生活になっています。
例えば、
- 家族
- 学校や仕事上の人間関係
- 会社や学校など所属している組織・コミュニティ
- 自分が仕事などで所属している業界の事情
などなど、自分『だけ』じゃない、自分以外の『何か』と自分が合わさって、自分の生活が成り立っているはずです。
むしろ、自分以外の要素の方が大きいくらいだったり…。
もうちょっと厳しくいうと、自分以外の要素に影響を受けている現実を見れなくて、
- 自分はがんばっているのに、会社は変わってくれない
- 自分の思いはすばらしいのに、社会は理解してくれない
なんて、目の前の現実が好転しないのを、自分以外のせいにしている人が多いように見えます。
ただ『走る』だけでも…
具体的な例を出したほうがわかりやすいと思うので、『走る』という行動を例にだして説明しますね。
単純に『走る』という行動にしても、追い風で走るのと、向かい風で走るのでは、
- しんどさ
- タイム
が違いますよね。
単に向かい風程度だったらいいのですが、台風の日に外に出ていくと、命の危険すらあったり…。
普段の生活にも、逆風が…
こんな『走る』と同じようなことが、普段の生活でも無自覚にやっていることが多いんです。
普段の生活でも
- 景気
- 自分の所属している業界の好・不調
- なにか突発的なことが起きた(災害や世界規模の感染症などなど)
などなどの影響で、どうしても人生に逆風がふくこともあります。
こんな逆風に逆らっても、無理に自分のエネルギーが消耗(しょうもう)するだけで、結局、逆風にはじき飛ばされて、致命傷になることも…。
残酷(ざんこく)ですが、自分のがんばりや自分の思いだけでは、どうにもならないことが人生にはあるんです。
そこで、
自分の生活は自分『だけ』ではない。
と自覚して、そんな逆風に逆らうのではなく、その逆風に合わせて、自分自身の行動を調整することが大事なんです。
もしかしたら、やっていることを縮小したりすることも必要かもしれません。
そもそも、逆風がふいている間は、今までやっていたことをマイナスが少ないうちにやめるといった、『損切り』的な発想も必要になるかも…。
もしくは、逆風が逆に追い風になるように、自分が今までやってきたことを活かしつつも、やり方をガラリと変えてしまうことも必要になるかもしれません。
(今はインターネットなどのITの力を使えば、昔では考えられないこともできたりしますしね)
なんにしろ、自分1人では自分の生活は成り立たず、必ず周りの影響を受けることを考えて、行動すること。
時流に乗る・読むためには、自分以外の周りの環境を無視したらダメということです。
時代の変化が早く、混乱・混沌しやすい今は、特にです。
陰謀(いんぼう)論とかあるけれど…
そういえば、ちょっと蛇足的な話をしますが、今の時代のような、混乱・混沌としやすい時代には、よく陰謀(いんぼう)論を人々で語りあったりします。
例えば、
- ○○国が陰で暗躍(あんやく)している
- ○○財閥が後ろであやつっている
みたいな。
もしかしたら、その陰謀は本当のことかもしれませんが、僕ら庶民(しょみん)レベルではコントロール不能じゃないですか。
このブログを見ているあなたが、国のトップだったり、世界的な大企業の社長であれば、できることもあるかもしれません。
たしかに、陰謀論もなんらかの理由の出どころがあるでしょうから、その陰謀論から大きな時代の流れを読み取れないこともないとは思います。
でも、陰謀論を語る人って、時代の流れを読むとかではなくて、個人レベルでは解決不能なことを「あーでもない」「こーでもない」と語っている人が多いような…。
僕ら庶民レベルにとっては、そんな陰謀論で何かのせいにして行動がとまるよりは、目の前の環境にどう適応していくかにエネルギーをそそいだほうが、よっぽど生産的だと思います。
(もちろん陰謀論をエンターテイメント(例えば、都市伝説的なもの)として楽しむのはありとは思いますよ~)
自分の生活は自分『だけ』ではない。
と自覚して、目の前のリアルな環境に合わせて、
- したたかに
- 現実を見て
生きていく姿勢が、そこまで力がない僕ら庶民レベルでは大事なことだと、僕は思います。
まとめ:時流を乗る・読むために大切なこと
時流に乗る・読むために、僕が大切にしているマインドセット(気持ちに持ち方)、
自分の生活は自分『だけ』ではない。
をお伝えしました。
何度も繰り返しになりますが、結構、多くの人が、自分以外の周りからも影響を受けているという自覚がなかったりします。
リアルな現実の、自分の生活は自分『だけ』ではないことがかなり多いので、この紹介したマインドを自覚していただけたら、見えてくる世界も少し変わって見えるのではないかなあと思います。
ではでは、このブログ記事を読んでいただき、ありがとうございました。